元suzakuhogosyaの日記

旧京都市営朱雀乳児保育所の元保護者のブログ

室町乳児保育所での説明会(12/27)での百瀬保育課課長の発言

昨日(12/27)室町乳児保育所であった、移管先保育園の候補の選定についての説明会がありました。市営保育所保護者会連絡会の方から少し様子をお聞きしました。

保護者はおよそ30名ほど。室町乳児の所長が司会、職員も10名ほど参加。
保育課の百瀬課長より先日公開された広報資料を順を追って説明。
説明の後、質疑応答。

保護者から意見として下の2点が多かったようです。
●「移管先としてふさわしくない」という意見があったり、
実地審査に同行した保護者より「保育内容があまりに現在の市営と違いすぎる」
そんな園をなぜ選んだのか。
●H26年4月の完全移管時の転園希望について

以下、主な質疑応答(→ )は報告してくれた方の感想です。

保護者:実地審査の感想。2歳児が毎日マラソンをさせられている。体操教室のようなこともやっている。一斉にみんなを同じ事をさせる活動が多い。おもちゃや絵本が子どもの手の届く所にない(物置に片付けてしまう)。現在の子どもが主体となっている保育ではない。アレルギーや障がいは軽度な子どものみ受け入れている。こんな園には入れたくないと思う。
百瀬(保育課課長):2年間の引き継ぎと共同保育で違いを努力で埋め克服できる。
(→始終このセリフばかりでした、、、)

保:今回は見送り、保育方針の近い所を待つという事はできないのか
百:何をもって近いというのか
(→だったらどこでも応募すれば選ばれるって事か、、)

保:2年後の判断は誰がするのか
百:第3者協議会の設置

保:選定で点数は付けたが、合格不合格のラインが設定されていないので、極端に言えばどんなに点数が低くても選ばれた
保:保育方針の違いを埋める「努力」の具体的内容は?
百:1年目は主任や園長などが来る。熊千代の保育士が担任と一緒にクラスに入る。主任と保育士に別で研修を受けさせる。
(→今まで言っていたひきつぎの内容と余り変わりません。)
保:点数ではどこが違うのか分からない。保護者の意見を熊千代に伝えてほしい。
百:熊千代と室町保護者が意見を交わす場を設ける
保:H26.4の転園について
百:現在在園中の園児が対象。来年度の入所児は新園への移動が条件。
転園も「不利な扱いにならないようします」としか言えない。希望の所に移動できるかという保証はできない
保:室町の転園の為の受け皿を近隣保育所で広げるなどの不安を取り除く努力をしてほしい
保:障がい者対応について
高松(民営化担当課長):民間、市営の格差は徐々に埋めて行かなければならないと思っている
保:選定基準で点数が低くても選ばれた。形だけやったんやなとがっかりした。今後の三者協議会で協議したところで同じ事ではないか。
百:熊千代会も応募の段階で市営を引き継ぐという思いだと思います
保:「思います」は百瀬さんの憶測ではないのか。
百:市営の保育内容を引き継ぐ事を前提として応募して来ている
保:2月の議会の前に保護者の意見を熊千代に伝える場がほしい。

            • -

私が一番許せないのは、「何をもって(市営乳児保育所と保育内容が)近いというのか」という発言です。
百瀬課長は以前の説明会では保育の質を下げない、むしろよくなるなどといいましたが、いったい百瀬課長自身は何をもって保育の質を計って発言されてきたのでしょう。
保護者の意見聴取では、今の保育の特に変えないでほしいところを具体的に訴えてきました。選定委員会では部分的かつ不十分ながらまがりなりともに保護者の意見が審査基準に反映されました。
しかしながら、今回の選定は、選定委員会での審査すらかなぐり捨たもので、まったく子どもたちのことを考えていません。
無責任極まりないです。
絶対許しません。