11/15提出の選定委員会への要望書２通の骨子

保護者のみなさまへ

2012年11月21日

朱雀乳児保育所保護者会

選定委員会に要望書を提出しました

　11月15日、朱雀・室町・船岡の３乳児保育所と九条保育所の各保護者会、市営保育所保護者会連絡会の連名で２通の要望書を移管先等選定委員会に提出いたしました。

これまで選定委員会の意見聴取では、民間移管に対する不安や疑問の保護者の意見が多く表明されました。しかしながら、第４回委員会で「特段の支障はない」という事務局の一言で、まったく審議することなく3乳児保育所を移管対象保育所に選定することが確認されました。これはあまりにも私たち保護者をないがしろにするものです。委員会では保護者意見をふまえた公正で誠実な審議をしてほしいと思います。

【要望書の骨子】

１． 移管対象保育所の選定について、委員会の設置要綱第２条に定められた「移管対象とする市営保育所の選定に係る事項」の審議がなされていません。また、移管先の民間保育園の審査をしている今になってもまだ、３乳児保育所がなぜ移管対象となったのかその「選定理由の公表」さえもされていません。現状では委員会の権限がまったくあいまいで、説明責任もはたしていない状態です。結論が先にあるような性急なスケジュールと選定を見直し、公正で誠実な審議をしてほしい。

２． 委員会での保護者からの意見聴取では、食事アレルギーなど配慮を要する子どもたちが民間保育園で入所を拒否される事例が挙げられていました。委員会ではアレルギーの子どもや「支援が必要な家庭」の子どもなど、障害・虐待の認定の有無にかかわらず特に配慮を要する子どもたちの受け入れ状況がどのようなものか実情把握のためのアンケートの実施し、その上での審議をしてほしい。