九条・吉祥院の京都市営保育所を民間に 15年度から[京都12/12/25]

市議会での審議も経ずに、市が勝手に決めたことです。保護者の意見は無視。移管先選定委員会の権限や責任もあいまい。デタラメすぎです。

京都新聞の記事より
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20121225000012
【 2012年12月25日 09時51分 】
九条・吉祥院の京都市営保育所を民間に　15年度から

　京都市は、南区にある九条（定員６０人）と吉祥院（同）の２市営保育所を２０１５年度に民間保育園に移管することを決めた。また先行して１４年度に民間移管する市内３乳児保育所のうち、船岡（北区）は引き継ぎを希望する法人がなく、１５年度の移管を目指し運営法人を再公募する。

　南区には市内の１１行政区で最多の５市営保育所がある。市は５月にまとめた基本方針で、保育所運営の効率化に向け南区内の一部保育所の民間移管を決定。有識者を交え、どの保育所を民間に移管するかを審議してきた。

　区を東部、中部、西部の３ブロックに分け、園児の受け入れ状況や、障害児や虐待を受けた子への対応などを審査。東部と中部には各２保育所あり、ブロック内で比較した結果、東部の九条と中部の吉祥院は民間移管しても地域への影響が少ないと判断した。

　民間移管後も入所定員は変えない。１３年度中に引き継ぎ法人を公募・選定した後、移管先の職員と市営保育所職員による合同保育を行い、１５年度から運営を民間移管する。

　また、１４年度から民間移管する船岡、室町（上京区）、朱雀（中京区）の３乳児保育所のうち、室町は社会福祉法人熊千代会（西京区）を、朱雀は宗教法人竹林寺（中京区）を引き継ぎ先に決定した。両法人とも市内で保育園を運営している。船岡は当初応募していた１法人が選考途中で辞退した。

　市保育課は「保護者には丁寧に説明し、円滑な引き継ぎを進めて不安を解消していきたい」としている。